カディボク

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カディが海牧場に行ってから、
一ヶ月あまり。
カディボクの様子を見に行ったら、
ものすごく草が生い茂っていた。
自然の力はすごい。

型抜き

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最近、こういう物体が、
地面にぽこぽこ落ちていることがある。

なんだろう、とよく見てみると、
あ、蹄の形だ。

カディが歩いているうちに、
蹄の内側に土が詰まり、
それが乾いてぽこっとはずれたらしい。

おそらく雨が降ったあとの土の固さが、
ちょうどよい具合なのだろう。
カディボクに砂を撒いたおかげで、
ぐちゃぐちゃがましになったから。

おままごとのクッキーとして使えそう。
ハーブと雑穀入り。

ゲート

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今回のバージョンアップでいちばん重要なのは、
カディが電柵のゲートをくぐろうという気を
起こさせないことだった。

そのために工夫したのがこちら。

両脇の杭をインサルティンバーにして固定。
ワイヤーを3本にして、
それぞれに簡易ゲートハンドルを取り付けた。

簡易ゲートハンドルはバネ式になっている。
閉める時にはワイヤーをぐっと伸ばしながら引っかける。
だからワイヤーはいつもピンと張っている。
ゆるみがないから隙ができない。

しかも方向をたがいちがいに取り付けたから、
たとえどちらか一方のゲートが傾いても、
完全な隙間ができることはない。

本当はこの外側に、
物理的なゲートを作る予定でいたのだけれど、
カディは以前に増して、
電柵のそばに近寄らないようになっているので、
たぶんこのままでもだいじょうぶそうだ。

ワイヤーを張る高さも考えた。
カディは体が大きくなってきている。
普通に近づけば鼻先がつく場所で、
なおかつ下をくぐり抜けられないぐらいの高さを一番下に。
肩ぐらいの高さを一番上に。
そしてその中間に一本張ることで、
その間をくぐれるかもと「思いつけない」ようにした。

今のところ使い心地はいい感じ。
ウマとヒトの知恵比べはどこまで続くか。

杭打ち

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カディボクのゲートまわりは、
ポールのかわりにインサルティンバーという、
特殊な木の杭を使うことにした。

インサルティンバーというのは、
オーストラリアの一部にしか生息しない、
特殊な超硬質材だそう。
木自体に絶縁性があり、なおかつ、
年月が経つにつれ、内部組織が結晶化していき、
より硬く、より絶縁性が高まっていく、とある。
とにかく電柵にはとても適した材質らしい。
興味のある方はこちらをどうぞ。
インサルティンバー

細くても丈夫で腐らない、
というところに注目して、
今回使ってみることにした。

写真は借りてきた杭打ち器をかぶせたところ。
方法は、筒を杭にかぶせて、
ひたすら持ち上げては落とすだけ。

杭の径が細いから入っていきやすい。
非力な私でもなんとかなった。

すこし曲がってしまったのは、
きっと私の心が曲がっているからだ。

全部で4本打ち込んだ。
明日はきっと筋肉痛だろう。

桑の木

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台風で折れてしまった桑の木は、
いつも気持ちのよい木陰を作ってくれた。
そして、たわわに実をつけてくれた。

台風の前には風で飛ばないよう、
涼み台をひっくりかえして、
桑の木の根っこのところに縛っていた。
おかげでこちらは無事だった。
桑の木がちゃんと役目を果たしてくれた。

とてもよい木だ。

折れたところからノコで伐った。
たぶんまた、
ここからぐんぐん伸びていくだろう。

台風の後は葉っぱが飛ばされたり、
伸びすぎた枝が折れたりしているおかげで、
木の剪定がしやすくなる。

南の島では暴力的といえるほど、
植物の勢いがある。
まともに戦おうとしてもかなわない。
だから自然の力に沿いながら、
こういうタイミングで整えさせてもらう。

カディボクの中がだいぶすっきりしてきた。

台風対策

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台風が近づいているので、
カディをカディボクに戻すことにした。

カディボクには、
大きなフクギとガジュマルの木があって、
暴風雨から馬をすっぽり守ってくれる場所がある。
だからこちらの方が安心だ。

カディボクのバージョンアップは、
まだ道半ばだけれど、
とりあえず電柵再学習は終わっている。

ということで、
台風対策バージョンで電柵を仮設置した。

まず、ワイヤーの下草を刈り、
風で折れそうな枝をはらった。

つぎにポールを立てていく。
インサルティンバーはまだ使っていない。
でも以前より太いポールを使って補強している。
ゲートはワイヤーを3本に。
これでカディはくぐり抜けられないだろう。

そして、ソラボクからカディボクへ、
カディとてくてく歩いて移動。
ちょっとハプニングもあったけれど、
どうやら無事カディボクへ帰還した。

風で飛びそうなものを片付け、
二日分ぐらいの草を刈り、
台風対策はほぼ完了。

やれやれ。

ソラボク

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早朝、まだなにもない草原。
これから電柵を張ってカディの再学習を始める。

電柵の設置はおよそ1時間ほどで完了。
手軽で簡単なのが電柵のメリット。
電源もソーラーなので場所を選ばない。

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今回は、電柵の再学習なので、
まずは繋牧をしながら。

繋牧ロープの届く距離より、
ほんのすこしだけ手前にワイヤーを張る。
念のために3本。

カディがワイヤーに触ったら、
ビリっとくる。
それを確実に覚えてもらうのが目的だ。

結果はどうかというと、カディはゲートを入る時、
ワイヤーのそばを通るだけでおっかなびっくりだった。
そして、その後も絶対にワイヤーに近寄ろうとはしなかった。

念のため、大好きなふすまを、
ワイヤーのちょっと外側に置いてみた。
ものすごく食べたそうだったけど、
やっぱりワイヤーには近寄らなかった。

たぶん先日の脱走劇で、ワイヤーをくぐり抜ける時、
ビリっと来てあわてたのだろう。
もしかしたら足がひっかかったのかもしれない。
その時はなんとかもがいて出られたけれど、
もう二度と嫌だ、と思っているのかもしれない。

ならば電柵はこれまで通り有効ということになる。
とりあえず一安心。

ところで、この牧草地、
ぐるりと空を見渡せるので、
最近、私の頭の中では、
ソラボクと呼んでいる。

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