come here



カディ!

と呼んだら気がついた。

遠くから、てくてくとやってくる。

このゆっくりとしたスピード感は、
馬独自のものだと思う。
途中でいったん止まるところなんかも。

再会

20100501.jpg

引っ越しをしてから、
クユの様子を何度か見に行った。
クユは二度ほど姿を見せた。
初めは、事態が飲み込めていないらしく、
きょとんとしているようだった。

あれから半月ほどの時間がたっている。
クユは元気で暮らしているだろうか。
少し心配しながら、海辺の小屋を訪れた。

まず最初に、クロ2号が視界に入った。
そして、物陰から顔を覗かせているクユがいた。

なんとなくわかったのだろう。
用心しながら近寄ってきて、
にゃあ、と鳴いた。

クユはとても元気そうで、
痩せても、汚れてもいなかった。
だいじょうぶ、とは思っていたけれど、
その姿を見て、ほっとした。

近所の店に行って、
クユの大好物の魚肉ソーセージを買った。

さあ、どうぞ。
クロ2号も、半分どうぞ。

クユは、ソーセージをくわえると、
一目散に走って逃げた。
たぶん、自分の隠れ家で、
ゆっくり味わって食べるのだろう。

それでいい。
これからも、たくましく生きてほしい。
よかった、よかった。

滋養

20100503.jpg

カディのいる場所が遠くなったおかげで、
移動しながら風景を楽しむ時間が増えた。

自然のダイナミズムに触れる度に、
魂に滋養が染みこんでくる。

すっきり

20100504.jpg

草原に立ち、海を見下ろしながら、
勢いよくおしっこをしているカディ。
気持ちよさそうだなあ。

好物

20100505.jpg

口にはするけれども、
食べにくそうにしていたヘイキューブ。
もぐもぐしているうちに、
口の横から出てきちゃったり。

でもだんだん、
そのおいしさに気づきだしたもよう。
今では夢中になって食べている。

ガスコンロ

20100506.jpg

3月4月と引っ越しが続いて、
ずっとばたばたしていた。
都会の家を引き払う時、
はしっこの島に、郵便小包を10個送った。
それが引っ越しの荷物、ということになる。

本当はもっと少なくしたかったのだが、
モノを片付けるには膨大なエネルギーがいる。
本とか資料とか、知らないうちに増えている。
作業をしているうちに、だんだん朦朧としてきて、
最後には取捨選択ができなくなった。

それで10個。
しかたがないから、
はしっこの島で少しずつ手放していこう。

家具や電化製品は、そのほとんどが、
木の家にあらかじめ置いてあったもの。
はしっこの島では、たいていこんな風に、
モノが、ヒトからヒトへ引き継がれていく。

だからシンプルに暮らすだけなら、
本当に身軽でいられるのだ。

とはいえ、今回、ひとつだけ、
決断して新しく買ったものがある。
それがガスコンロ。
前からあったガスコンロはおんぼろで、
火をつけている間、
ずっとツマミを押さえていなければいけない、
というものだった。
手を放すと消えてしまう。
弱火は使えない。

以前この家に住んでいた友人は気合いで使っていたが、
私は、そこまでの根性はない。
ということで、ガスコンロを購入。
新品のピカピカだ。
これで、ご飯もお鍋で炊ける。


梅雨

20100507.jpg

島の梅雨は、しとしと雨が降り続く、
なんていうものではない。

激しいスコールがあったかと思うと、
次の瞬間、強烈な陽ざしが差してくる。
とても能動的な梅雨なのだ。

雨をたっぷり含んだ雲が頭上を覆う。
その向こうには、違う空が見えている。

■calendar

04 ←  2010/05  → 06
sun mon tue wed thu fri sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

■search

■profile

author : 河田桟

■mail

your name
mail address
title
message

δ