隣人

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たまに見かける黒猫君。
カディの牧場近くに住んでいるらしい。

今日は、近くまでやってきた。

カディは、警戒も、歓迎もしない。
ふん、来たのか、
というぐらいの素振り。


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ロープ

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繋牧用のロープがよれよれになってきたので、
自分で作って新調した。

ナイロン製のロープとホースは、
島の金物屋で量り売りしている。
適当な太さのものを選んで買った。

ロープは三つ編みになっている。
そのはしっこを少しほどいて輪っかを作り、
同じロープの少し上方に編み込んだ。
最後にその部分を火であぶって留める。

そしてホースの中にロープを通して、
もう片方には丈夫なナスカンを付けた。
これで完成。

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カディを繋牧しているのは集落の中。
障害物の無い平坦な草地ではない。
だから、いつも、
カディがぐるぐるになっているんじゃないか、
と気になっていた。
ホースのおかげで、
ロープが絡まったりしにくいはず。

でも、ちょっと重そう。
どんな具合か様子を見よう。

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木の家には、庭に面した小さい窓がある。
ところがこの窓、枠があるだけで、
あとは壊れたまま、吹きさらしになっていた。
前の住人は布をさげて、
とりあえず風雨を遮っていた。

以前から、この窓をなんとかしようと思っていたのだが、
材料を手に入れたので、ようやく重い腰をあげた。

角材で枠を作って、杉板を打ち付け、
上に蝶番をつけただけ、という、
とてもシンプルな窓。
つっかい棒には、
カディの牧場を開拓した時に切り倒した木を使った。
開けてる間は、軒のようになって雨が防げる。

使った道具は、曲尺、鋸、小鉋、玄翁。

待つこと

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馬は、待つ生き物だ。

囲いに入れればその中で、
ロープで繋げばその場所で、
ただじっと待っている。

そのことを受容する。

ヒトは、自分の都合に合わせて、
馬とつきあう。

だから、
散歩に行く時ぐらいは、
馬を待とうと思う。
好きな草を食べ終わるまで。

馬には馬のテンポがある。

なにか言葉をかけた後にも、
あわてないで、少し待つ。
すぐに反応がなくても、少し待つ。
そうすれば、たいてい馬は、
ヒトの言葉に応えてくれる。

枇杷の葉

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しばらく前に、
カディの脚にひっかき傷ができた。
たいしたことない傷なのだが、
この傷を狙ってハエがやってくる。
おまけに、治りかけるとかゆいのだろう、
カディはかさぶたをはがしてしまう。

そんなこんなで、
いつまでたっても、傷が完治しない。
ハエよけに包帯を巻いてみたりしたのだが、
あまりよい効果はなかった。

そこで、傷に効くという、
枇杷の葉の煎じ薬を作ってみた。
かなり濃く煮出したエキスを、
スプレーボトルに入れて傷に噴霧する。
刺激がないので、カディもそれほど嫌がらない。
効果が出るといいのだけれど。

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一日ひとつ、
クリアすることを決める。
体力のない私は、
それ以上を望めない。

ゆっくり、ゆっくり、
目の前のコトに触れてゆく。

本当に少しずつしか動いていないのだが、
振り返ってみると、
ずいぶん遠いところまで、
歩いて来たな、と思う。

バースデー

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カディの誕生日は、7月7日。

実は先ほど、そう決めた。

農協の家畜共済の加入時に、
誕生日が必要だと言われて。

野生に近い形で生まれ育っているから、
本当のところはわからない。

たぶん1歳ぐらいになっているはず。
母馬は満月の日に出産することが多い。

そう考えて、
2009年7月の満月を調べてみたら、
7日、七夕の日だった。
おぼえやすいし、ちょうどいい。

だから書類にそう書いて申請した。

名前はカディ。
2009年7月7日生まれ。


あとでもう一度調べてみたら、
この日、月食でもあったらしい。
カディのへそまがり具合を考えると、
なにか、本当にそんな日に生まれたような
気がしてくるから不思議なものだ。

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