関係3

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カディと散歩する時、
私とカディの間では、
たいていカディが先行する。

それを見た島の人に、

「馬を飼ってるんじゃなくて、
 飼われてるね」

と、言われた。

たしかに、馬を引く場合、
馬はヒトの横か、
後ろについてくる、というのが、
一般的な在り方だ。

ただ、

私は、カディが、自由に、
草を食べるのを見ているのが、
本当に好きなのだ。


あ、この草。
次はこの草。
わーい、これ大好き。

カディはご機嫌になる。

しゃくしゃくしゃく。
と音がする。

その様子を眺めているだけで、
私はにこにこしてくる。

そして、静かな安らいだ状態で、
いろいろなことを考える。
その時間が、本当に好きなのだ。

たぶん、何時間でもこうしていられる。


贅沢なペットフードや、
お菓子をあげているわけではない。
わがままを許しているつもりもない。

カディが食べるのは、
いわゆる雑草で、
自然が与えてくれるもの。

それを食べて感じるのは、
生物が持っている自然な喜びだから、
嗜癖的なものが、
まったく混じっていない。

だから心地よい。

とはいうものの、
カディが常に前にいて、
好きなように動ける、という位置関係は、
たぶん関係性の在り方としては、
問題がある。

馬同士の間では、
前にいるのは強い個体、
というのがルールだ。

カディが、自分の方が上、と、
認識してしまうことは、
問題行動につながりかねない。

さて、どうするか。

かき氷

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かき氷をごちそうになった。

かかっているのは、
手作りのパッションフルーツ・ジャム。

これが、まあ、ほんとに、
おいしいんですよ!

今まで食べたかき氷の中でも、
ベスト3に入る。

関係4

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相手が馬といえども、
上下関係をはっきりさせる、
ということが、嫌でしかたない。

だから、そろそろ、
しつけ(のようなもの)を
しなくてはいけないというのに、
ぐずぐずしている。

そうこうしているうちに、
カディが、時たま、
自分の力を誇示するようになってきた。

行きたい方へいけない時などに、
キュウ、と啼いて、ぴょんと跳ねたり、
どんと体をぶつけてきたりする。

それを見て、私は、
なんかおもしろくなって、
笑ってしまったりする。

たぶん、ここは、
笑うのではなくて、
叱るところだ。

だいたい、良い子よりも、
悪ガキが好きだったりするからなあ。
私のへそ曲がりが原因で、
カディをスポイルしないよう、
気をつけなくては。


さて、カディのこのような行動は、
単なる感情の発露ではなく、
馬の「言葉」だ、と思っている。

自分の言いたいことを、体と動きで相手に伝えて、
相手がどうでるか、問いかけている。
一種の対話だ。

だから、私がどう反応するかが、
カディへの「返事」となる。

たとえば、
カディがどんと体をぶつけて、
私の前に出てきた場合、

「自分の方が上位だ(よね?)」

と問いかけてきている。

もし、ここで私が何もしなければ、

「そうだよ」

と認めたことになる。

そこで、私は、

「それは違うよ」

というのを、馬の言葉で、
返してみよう思った。

具体的にいうと、
私もカディの体に、
どんと体当たりしてみた。

カディは「ん?」という、
妙な顔をしていた。

伝わったかな。
ちょっとあやしい。

まあ、とにかく、
私が変な動作をしていたら、
それはカディと話をしているつもりなので、
気にしないでほしい。

グレー

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曇りの日が続いている。
気温が低くなった。

景色が灰色に変わると、
とたんに、体が楽になる。

ようやくこの季節がやってきた。

ストール

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ちょびっとずつ織らせてもらっていた
ストールができあがった。

自然の風合いそのままの糸だったから、
織り手の下手さが、あまりめだたない。
よかった。

すべては「味」である。
ということにして、大切に使おう。

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かもめ

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歯医者に行くため、
船に乗って大きな島へ。

なんという名前か知らないが、
かもめの一種だろう。
船と一緒に飛び続けている。

その飛翔、滑空の、
かっこよさに見とれた。

歯医者

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大きな島の歯医者で、
集中治療してもらった。

離島から来ているという事情を、
よくわかっている。
助手の人たちも慣れている。

いずれやらなくては、
と思っていた悪いところだったので、
これはもう、と覚悟して、
お願いした。

一日目に抜歯。
二日目に仮歯。

ふつうだったら、
4回か5回来てもらうところを、
1回でやってるんだよ。

と歯医者さんは言う。
とてもありがたい。

個人的には、
都会にいた時のように、
ちょびっとずつ何度も通うより、
よかった。

とはいえ、離島に住むなら、
歯はきちんと治しておこう。
教訓です。

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河田桟

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