龍の雲

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私は時々、頭の中で、
空の雲のかたちを、
龍に変換する。

今日の空には龍がいた、
ような気がした。

いつだって、なにかが、
変わり続けている。

今年はどんなことが起こるだろう。

兎年なのに龍の話をしてしまった。
いつもちょっとだけ、
未来に飛んでしまうんです。

2011年。
よろしくお願いします。

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ごあいさつ



カディより、新春のごあいさつ。
一日遅れですけれど。

あいかわらず、食欲旺盛、
やんちゃなカディです。

今年もきっと、
たくさんの喜びの風を、
吹かせてくれるでしょう。

風が、あなたにも届きますように。

目標

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昨年の目標は、「うっかりする」だった。
これはもう見事に達成。
まわりの人たちから、
達成しすぎなんじゃ、と言われるぐらい。

今年の目標は、

「いったん、強くなる」。

カディから、
そういう課題を与えられた気がした。

「強さ」はむずかしい。

なにかを損なわずに、強くある。
誰も貶めずに、強くある。
育むように、強くある。

そんなことできるだろうか。
じっくり考えながら、向き合ってみたい。

「いったん」をつけたのは、
いつでもその強さを手放せる
自由をもっていられるように。

写真は文章とは関係なく、
さっき冷蔵庫の上に、
巨大なバッタが遊びに来てたので、
いらっしゃい、とぱちり。

海水の味

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海岸を探検中のカディ。
あちこちを探りながら、
足や鼻で砂を掘っていた。

雨が降ったから、
体中がどろんこになっていて、
気持ち悪かったのだろう。
連続で5回ぐらい、
砂の上を、ごろごろと転げ回っていた。

その後、海水の匂いを嗅いで、
おもむろに口をつけて飲み出した。

私は舌を鳴らして、
「違う、違う」と合図を送るが、
聞きやしない。

しかたがないので、
もう、自分でいったん困りなさい、
とそのままにした。

案の定、喉が渇いたのだろう、
あとで真水をごくごく飲んでいた。


そう言えば、このブログの副題は、
「はしっこ」で生きる暮らし方、だった。
今年から、間に"馬と"を入れたこと、
お気づきでしたか?

長い散歩

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しばらく前から繋牧をやめ、
青草を手刈りして、カディボクに持って行っている。
とはいえ、
カディは地面に生えている草が好きだし、
私もいろいろな草を食べさせたい。
だから、一日2時間ほどの長い散歩に出る。

思い起こせば、カディと初めて会った頃、
毎日こうして長い時間、散歩したっけ。

私はカディのことをあまり知らなかった。
カディも私のことを知らなかった。

ただ一緒に歩いた。
歩調を揃えて。

そういうことを続けるだけで、
つながりができてくる気がした。

いま、カディと私の関係は小康状態にある。
小春日和のように。

でもまたすぐに、
雨が降ったり、風が吹いたりするだろう。

いやいやえん

いやいやえん―童話 (福音館創作童話シリーズ)いやいやえん

(1962/12/25)
中川 李枝子

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月に1~2回、近くの小学校に行って、
子ども達に「読み聞かせ」をしている。

やらないか、と声がかかった時、
物語を「語る」ということに興味があったので、
ひきうけてみた。
朗読の経験はないけれど。

コドモは、みんな集めても12人。
幼稚園~3年生の低学年組と、
4~6年生の高学年組に分かれて、
始業前に20分間、本を読み聞かせる。

選本は読み手にゆだねられている。
さて何読もう、と考えた。
特に低学年組。

私が好きな童話というのは、
案外暗かったりするので、
コドモが喜ぶとは限らない。

彼らが目を輝かせそうなお話、
と考えた時、真っ先に私の頭に浮かんだのは、
この『いやいやえん』だった。

あれ、おもしろかったなーと、
もう一度自分が読みたくなって、
手元に取り寄せてしまった。

読み返してみて、やっぱりおもしろい。
最高だ。

やまのこぐちゃんもいいし、
りんごとばななとみかんとももが、
たわわになっているくだものの山もいい。

そして主人公のしげる。
これがまあ本当に、
よいこの範疇から思いっきりはずれている。

かおをあらっていなくて、
ようふくもきていなくて、
ごはんもたべない。
それで、オトナが何をいっても、
「いやだい」と言い張る。

もうこれだけ読んで、私はにやにやする。
しげるのアナーキーさに。
(ちょっと自分の攻撃衝動を解放される感じがする)

いうことをきけない子は、
「いやいやえん」へ行くことになるのだが、
この童話がすばらしいのは、
オトナの正しさを押しつけないところだ。

たとえば、「いやいやえん」の
おばあさんは特別怖い人でも偉い人でもない。
ほかの話に鬼も出てくるけれど、
けっこうチャーミングでかわいい。
ともに、しげるをジャッジしない、
ニュートラルな存在だ。

しげるは、自分で自分の、
言ったこと、したことを引き受ける、
という展開になっている。
コドモにとっては、フェアな感じがする。
それでこまった事態に陥っても、
自分の頭で考える自由を与えられている。

作者の感受性が優れているのだと思う。
奥付を見ると、1962年に初版発行とあるから、
もう半世紀も前から読み継がれていることになる。

すばらしい本があってよかった。
こういう本があるから、
自由の利かないコドモ時代を、
なんとか生き延びられる、というコドモが、
この世界には必ずいるはずだ。

カディが、「いやだ」と生意気な顔をする時、
つい、笑ってしまうのは、
私の心の中に、今でもしげるが生きているからだ。

白ウロコ、その後

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雨が降り続くと、カディボクは、
土がぐちゃぐちゃになる。
歩きまわると、ごらんのとおり、
長靴に泥がくっついて、ボテボテに。

とくに私は、歩き方に難があるのか、
人より何倍も汚くなる…。

まあ、そこに快感があることを認めよう。
かっぱと長靴で武装したあとは、
からだ中どろんこまみれになれる、というのは楽しい。

そういえば、履いているこの長靴は、
以前ご紹介した白ウロコ(過去の記事はこちら)

かれこれ一年半ぐらいたち、
そろそろ底がすりへって限界に近づいてきた。

使用後の感想は、というと、
この長靴、私は絶賛します。

毎日、履き続けてきたその上で、
水漏れなし、ひび割れなし、
疲れにくさ、やわらかい履き心地、
本当にすばらしい。
日本一のゴム長と言われるだけのことはある。

白ウロコが、これだけトラブルなしで使い続けられるというのは、
とても丁寧に作られているからだと思う。

ほかにも天然ゴムを使った製品はあるけど、
過酷な条件の中で使い続けると、
やはり耐久性の差がじわじわと出てくるみたい。

もちろん、白ウロコのリピート確定です。

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