反抗と緩解3

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カディとの関係作りのために、
今回試みたのが「ジョインアップ」と呼ばれる方法。
ナチュラル・ホースマンシップなどでは基本となるもので、
著名な調教師モンティ・ロバーツが始めたと言われている。
彼は『馬と話す男』という本を書いている。
私が馬に興味を持ち始めた頃、この本を友だちが貸してくれて、
おお!と思ったことを覚えている。

ジョインアップは、馬の習性をよく理解し、
その行動パターンに従って身体的な対話をすることで、
馬との信頼関係を構築する方法だ。

そのプロセスを
ものすごーく乱暴に説明してみよう。
(間違っているかもしれないけれど)

まず最初に馬を追う。
追って追って追い続ける。
そのうち馬がサインを出す。
口をもぐもぐさせたりする。
そしたら追うのを止める。
馬がこちらに近寄ってくる。
来たら首などを掻いてあげる。
馬はほっとする。
これで馬との信頼関係が結ばれた、
ということになる。

すみません、乱暴すぎますね。

まあとにかく、
この方法は、群れとして生きる馬の社会性と、
緊張と解放によって反応する馬の習性を活用している。
なぜそうなるのかを理解していないと、
ちょっと魔法みたいに見えるかもしれない。
いつかもう少し詳しく書くつもりだ。

とリクツは言ってみたものの、
私はきちんとしたトレーニングを受けたこともなく、
たぶん本当のところはわかっていない。
友だちがやっているのとか、ビデオで見たのを参考に、
見よう見まねでやってみたわけである。

カディはかわいそうに実験台だけど、
誰だって初めは未熟者。
場数を踏んでいくしかないのだからね。
すくなくとも私はカディのために必死である。

で、どたばたやってみたところ、
なんとかカディがそれに近い反応を示してくれた。

もう、わかったよー、という感じで私の方に寄ってきた。
そしてそのあとは、とてもかわいいを顔するようになった。

そんなやりとりを何回が繰り返してみたところだ。
さてこの先はどんな展開になるだろう。

カーペットグラス

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3月は意外と寒かったので、
ちょっと心配していたけれど、
芝の芽はすこしずつ伸びている。
とてもゆっくり。

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また織機を使わせてもらって、
藍染めのシンプルな布を織っている。
木綿の縦縞。
ちょっと透けたような感じになるので、
夏によいかもしれない。
例によって、ゆっくり、ゆっくり。

春の朝

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気持ちのよい晴天が続いていたが、
きょうはまた寒い風が吹いている。
でも空気の中に、
花や若草の匂いが混じりだしていて、
なんとも香しい。

浜下り

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今日は旧暦の3月3日。
浜下り(はまおり)と呼ばれる行事の日。
ヨナグニの方言では「サニティ」という。
女性達が砂や海水で手足を浄め健康を祈願する。

この日は大潮に当たるので、
浜辺でご馳走を食べながら、
遠浅の海で潮干狩りする人が多い。

私たちが行った時には
もうすっかり大物の貝は採り尽くされていた。
ちびっこいやつばかりだったから、
採らずに海へ置いてきた。

収穫はなかったけれど、
ゆっくり海辺を散策しながら、
水の中を観察するのは楽しい。

下の写真はとなりのおばあにもらった
サニティムティ(ヨモギ餅)。

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ホームベーカリー

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パンを無性に食べたくなる→
自分で作るのは億劫→
商店に行くも在庫なし。

というループを何回か経たのち、
ついにホームベーカリーを購入してしまった。
昔から自分の食べるパンは手ごねで焼いていたのに。
これは堕落だろうか。

億劫に感じるのは、
発酵時間を"気にしていないといけない"から。
ヨナグニで暮らしていると時間の感覚がものすごく曖昧で、
きちっとした時間管理がつらい。
手ごねはむしろいつでも楽しい。

HBが到着したのですぐに焼いてみる。
材料もきちんと量らずてきとーに投入。
その後でマニュアルを見た。

するとこねるための羽を取り付けていないことに気づく。
材料の投入順も間違えている。
あわてて材料の中に手をつっこみ羽をつけ、
まあいいやとスタートボタンを押した。

ごんごんごんとマシンは律儀にパンをこね、
4時間もたった頃ぷーんとよい香りが。
そしてついに焼き上がった。
焼きたてをナイフで切ってはふはふと食べた。

出来具合は、というと、
これだけいいかげんなやり方をしたにもかかわらず、
なかなかの味。
手ごねで焼いてすばらしくうまくいった時よりはすこし落ちるけれど、
しくじった時に比べたらはるかにおいしい。
パンの皮(耳)はかりっとして香ばしかった。
もうちょっと焼き時間を増やせば、
そして分量を工夫したら、さらにおいしくなるだろう。

わたしは全粒粉を使ったずっしり系が好きなのだけれど、
そういうのはヨナグニで売っていない。
だからいつでもパンを焼けるのはうれしい。

ちなみに買ったのはこちらの製品。

TWINBIRD「2斤まで焼ける」 ホームベーカリー ホワイト PY-D432WTWINBIRD ホームベーカリー ホワイト PY-D432W
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長鞭

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反射神経も体力も技術もないヒトが、
馬をトレーニングするためにはどうすればよいか。

ということを考えた結果、
試してみることにしたのが、
この長鞭という道具である。

これにたどりつくまでには、
けっこう試行錯誤があった。

馬とコミュニケーションをするためには、
ちょうどいい間合いを取ることが大切だ。
馬は動き続ける。
俊敏に動けるヒトならその動きにすぐ対応できるけど、
私にはそれができない。

そこで自分自身がたくさん動かなくても、
カディと間合いを取りながらやりとりできるかも、
とまず思いついたのが細い竹の棒である。
手の延長のようにして棒を使うという算段。

しばらく使っていたのだが意外に重い。
そして"反射神経も体力もない"私が使うと、
動きが一拍遅れる。
長さが足りない。
馬に近づきすぎると間合いが壊れてしまう。

で、次に考えたのが、追い鞭と呼ばれる、
長ーい棒の先に紐が付いた鞭。
本来は調馬索と呼ばれる長い紐とセットで使うものだけど、
これならカディとの間合いをかなり広く取れそうな気がした。

友だちが持っているのを借りてみた。
うーん…。
悪くない。
でも使いこなすまでにはそうとう練習が必要だ。
残念ながら"技術のない"私はいますぐ使えない。

その後、友だちに相談したら、
長鞭ならちょうど代用になるかも、と教えてくれた。
ナチュラル・ホースマンシップで使っているものに近いという。
さっそく入手してみたのがこちら。

なるほど、軽い。
そしてしなやか。
いいかもしれない。

長さは116cmある。
本来は乗馬の時に使うものらしいけれど、
竹の棒や追い鞭にくらべたら、
私の目的に合いそうな感じ。

実際にカディに見せたら、
ものすごーく警戒していた。
ま、それも当然。
一日二日、なにげなく持っているだけにしたら、
すぐに慣れたみたい。

鞭というとなにか「ザ・調教」という感じで、
私の中にずいぶん抵抗というか気負いがある。
でもびしびし打つために使うのではなく、
あくまでも手の延長として使う道具だ。

こんなふうに使いたいというイメージをyoutubeで探してみた。
動画のヒトが使っているのは追い鞭と長鞭の間ぐらいに見えるけど、
こんな感じかなあ。
私の場合はここまでできなくてもよくて、
ただ馬とヒトにとってふつーのことが、
ふつーにできればいいのだけれど。

雪がきれいだ。


(クリックすると音が出ます)

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