ミト牧ふたり暮らし

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カイと何度かお見合いをしたカディ。
でも、どうしてもカイを受け入れません。
カディには明らかな発情の兆候が出ているんだけどなー。
どうやら、自分のいる群れのオスたちを尊重しているようです。

それで、ふれあい広場の皆さんのはからいにより、
すこし離れたところにあるミト牧に入れて、
しばらくの間、カイとカディ、
ふたりだけの暮らしをさせてみることになりました。
どうなるかなーと、心配半分・興味半分。


ミト牧はカイのホームグラウンド。
カディにとっては、初めての場所です。

カディがミト牧の中に入ると、
さっそくカイが近づいていきます。

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初めは緊張していたカディも、
だんだん状況がつかめてきた模様。

そうか、わたしはここで暮らしていくのか…
群れとなる相手はカイだけなのか…

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すると…
カイとの距離が縮まっていきます。
からだの匂いを嗅がれても、
以前とちがって、じっとしています。

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1時間ぐらいで、すっかりペアの動きに!
カイの求愛行動にカディも応えます。
(ここらへんの写真は自粛しておきます笑)

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きゃー、ラブラブ。

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カイが、ごろんごろんと砂浴びをすると、

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それを見たカディも、次にごろんごろん。
すっかりシンクロしています。

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水桶に一緒に顔を入れて飲んでいます。

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完全にペアとなりました。
思っていたより、すんなり。
よかった、よかった。

ふたりが近づいていくプロセスを見ているのは、
とーっても楽しくて、おもしろくて、
幸せな気分でした。


島では、春の花、テッポウユリが咲き始めています。
庭のつぼみもほころびはじめました。

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アマサギとカディ

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今いる放牧地のそばのおおきな木に、
たくさんのサギが集まっています。

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冠が黄色いのは、アマサギ。

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そのうちの一羽がカディのそばにやってきました。

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ゆっくり、近づいてきます。

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相手を驚かせないように、一歩ずつ。

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カディの耳を見ると、
リラックスして受け入れている様子がわかります。

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カディは草を食べ、
アマサギは虫を食べる。
一緒に動く。

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このテンポ、いいなあ。
見習いたい。

エスケープ

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牧場の出入り口をじーっと見つめるカディ。

実は前日、私の一瞬のすきをついて、
カディは外へ冒険にでかけたのです。

ミト牧は、カイとカディ2頭にとっては
じゅうぶんすぎる広さ。

…と考えるのは人間であって、
馬にとっては、外においしそうな草が生えているのに、
なぜ食べられないのか!
と思っているのでしょうね。
境界を作っているのはヒトですものね。

カディが走っていったほうへ、
私はゆっくりついていきました。
あせって追いかけたら、なお興奮して逃げるだろうから。

私がついてくることがわかると、
カディは、
(つかまらないような距離をあけながら)
とことこと、歩き続けることにしたようです。

知らない場所、知らない道。

ふつう馬は自分のテリトリーから離れることを嫌いますが、
カディはどんどん行くんですよねー。

あっちいったり、こっちいったり、
ぐるぐる回ったり。

見失うとたいへん、と思って、
わたしもずっとついていきました。

カディはずいぶん遠くまで行ってから、
土がふかふかしている場所を見つけ、
そこでごろんごろんと砂浴びをしました。

私もようやく追いついて、つなぐことができました。
カディは、そうなるとわかりながらそうしたはず、
と思います。

ここで体力のない私はエネルギーを使い果たし、
馬仲間のヒロ君にヘルプ。
帰るのを手伝ってもらいました。

早朝の農道だったので、人や車がほとんどいなくて助かったー。



で、翌日。
出入り口をじっと見つめるカディ。

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今日も、ひょっとしたら、
冒険に出られるんじゃないか、
と考えているにちがいない。

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悪いけど、そうはいきません。

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だめなの?

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ちぇっ。



p.s. ブログのデザインを変えてみました。

仔馬たち

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朝日に照らされる東崎へ。
また仔馬が生まれていました。

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ひょろひょろとした長い肢と、

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つぶらな瞳。
たまらないですね。

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見かけた仔馬は4頭。
そのうちの1頭なんですが、この後ろ姿は…

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毛のもこもこ具合といい、肢の形といい、
ちいさい頃のカディにそっくり!

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左側にいる仔。
見れば見るほど似ているな−。

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仔馬の中でも、ひときわ頭がでかくて、
肢が太くて短い…。
きっとカディと同じ血統なんでしょうね。
がんばっておおきくなれよー。



さて、こちらはミト牧。
カイとカディのふたり暮らしも、そろそろ終わり。

私が到着すると、
奥のちいさな森から
こちらを覗くカイ。

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すぐにやってくるカディ。

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とても恵まれた環境での
自然交配となりました。
あとは馬の神様にまかせましょう。

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テッポウユリが満開となり、
島中が花の香りで満ちています。

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