森の馬と猫



梅雨というのに晴天が続き、
日中、馬たちは森の奥深くへ移動。
探しにいってみると…

カディがいました。
私が「おいで」と声をかけてから来るまでの、何拍かの間。
そして一直線にではなくジグザグに進む感じ、
これがカディのリズムなんですよねー。

後に出てくるのは、サンゴとコウです。


馬の森には、ほかにも生きものが住んでいます。

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これは毎朝会う、野生化したイエネコ。
暗い時間は、緑色の目がぴかーと光ります。
以前は、私の姿を見ると隠れていたけれど、
最近は、ぜんぜん気にしなくなっています。

猫が座っているのは、馬のボロ山。
なにかを狙っているようです。

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いたー!
たぶん、カブトムシの幼虫かな。

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しとめて、くわえて移動。

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むしゃむしゃ。
食べる時は背中を向けて。

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そして、また元のポジションへ。

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森から馬が出てきました。
オードリー。

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猫はオードリーに気づくものの、
どうでもいいらしい。
獲物優先。

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気になるオードリー。

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なんだよう、じゃますんなよう。

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あたしはいそがしいんだってば。
自活してるからねっ。

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と、相手にしてもらえないオードリーでした。

関係の距離

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カディとサンゴ。
サンゴが子供の頃からよく一緒に遊んでいましたが、
実は、その関係にちょっと動きがありました。

カイとのふたり暮らしをするために、
カディが一ヶ月ほど群れを離れている間に、
元いた群れの編成にすこし変更があり、
新しい順位づけができていました。

そこへ帰ってきたカディ。
学年が変わった4月に一ヶ月休んでしまった、
みたいな感じでしょうか。

全員顔見知りではあるので、
他の馬は「あんたね」ぐらいの反応でしたが、
なんとサンゴがめちゃめちゃ攻撃してくる!
カディもびっくりしたと思います。

おかげで、しばらくアウェー感を味わっていたカディでした。
今はもう群れになじんでいますけどね。

で、ここ最近、サンゴは、母親のサンニンから自立するよう、
群れから離されて、ハルと一緒の放牧地に入っていたんですね。
しかし、ハルは我が道を行く馬なので、うまくなじめないサンゴ。
生まれてはじめて孤独を味わっているようでした。

と、ここまでが前置きです。



早朝、カディをサンゴのいる放牧地に入れてみたら…
いそいそと寄ってくるサンゴ。

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きっとさびしかったんでしょうね。

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一緒に草を食べようよー、と近づきます。

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耳をふせるカディ。

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けんかをするほどでもないけど、
サンゴを無視しています。

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そんなこと言わないでさー、
とアプローチするサンゴ。

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ねえ、ねえ、仲良くしよー。

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カディ、無視。

いじめた方はすぐに忘れるけど、
いじめられた方は忘れない、みたいな感じでしょうか。


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いまの関係の距離は、このぐらい、みたいです。

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しばらく旅に出ていました。
いったん島の外に出てまた帰ってくる時、
いつも不思議な感覚にとらわれます。
なにか、おとぎの国に来たような。
ちょっと時空をワープしたような。

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空も、海も、草も、馬も、
与那国にいればあたりまえのものだけれど、
ほんとうはとてつもなく奇跡的なことなのだ、
と再確認します。

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しばらく会っていなかったカディ。
「あ!」
と、私に気がついて、とことことこと、
歩み寄ってきます。

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お尻が汚れているのは下痢でしょう。
夏はいつもこんな感じ。

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でも基本的にすこぶる元気そうです。
丸々してきたかなー。

馬影

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鈍く光る海に浮かび上がる馬の影。

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よく見ると一頭は与那国馬ではありません。

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最近、東崎の群れに一頭混じっているポニーでした。

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いななく声もちょっとちがう。

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このお尻は…

馬ではなく牛です。
寝癖みたいな背中の毛が気になる。

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夏っぽくない日。

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最近はカンカン照りが続いていたので、
雲が出て、ようやく一息つきました。

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カディの暮らしは、いたって平和。

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カディの干し草がほしいオードリー。
絶対にあげないカディ。

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