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別離、オスの群れへ



ナーリはカディから離れ、オス達の群れに入ることになりました。
お別れの朝、最後の授乳風景です。
これから起こることを知っている私は、つらい気持ちで見守りました。


そして、すこし離れたところにある新天地へ。
一緒にパーカーについてきてもらったので、すんなり。
ナーリはパーカーのことが大好きで、時々遊んでもらっていたので、
新しい場所に来ても一緒にはしゃいでいました。
まだ何が起こっているかわかっていません。

201802251.jpg

午後になると、三歳のフウカと六歳のコウが合流。
さっそくオスの洗礼を受けるナーリです。



激しくやりあっているように見えますが、
ケガをするほどのケンカではありません。
お互いの順位確認、という感じでしょうか。

ナーリはフウカと初対面でした。
興味深かったのは、フウカに会った時、
ナーリが仔馬特有のアウアウするしぐさをしなかったこと。
これは初めてです。
こうやって大人の階段を登っていくんですねー。

パーカーがナーリを守ってくれています。
頼もしい。
ありがたい。

201802254.jpg
その後もパーカーとナーリはいつも一緒。

201802255.jpg
父子のようになっています。(実はじいちゃん)

翌日、ナーリも他の馬も、ケガはなく元気。
すこし落ち着いたらさびしくなったのか、
姿の見えないカディに向かっていななていました。




さて、そのカディはというと…。

実は今回、私が心配していたのはカディのほうでした。
ナーリは、最初はショックかもしれないけれど、
それなりに新生活になじんでいくような気がしていました。
日頃の性格を見ているとなんとなくそんなふうに思えます。

でも、カディは大切に育てた子が突然いなくなるんだから、
つらいだろうなーと…。

案の定、ナーリが連れて行かれるのを見て、
必死に追いかけ、鳴き続けていました。
私は一日ずっとカディのそばにいましたが、
とても写真を撮る気持ちになれませんでした。

翌日になっても、時折思い出したように、
ナーリを呼んでは耳を澄まし、返事がないか確認していました。

201802252.jpg
おっぱいはパンパンです。

201802253.jpg

野生でも、オスの仔馬は大きくなると群れの外に出ていきます。
種の多様性を保てるよう自然とそういう習性になっているのでしょう。

ヒトのそばにいる馬は、
親子を離すタイミングがどうしても人為的になってしまいます。
それはしかたのないことなんだけど、
理解できないカディにとってはつらいだろうと思います。


カディはまだしょんぼりしています。
草を持っていくと食べてくれます。
すこしずつ、すこしずつ、状況を受け入れつつあるようです。

コメント

野生の場合

オスの子馬が自主的に出て行く時、または出て行ったあと、母馬はどんな態度をとるんでしょうね?
新しい子を宿ってた場合はそっちに気を取られるので悲しむことはないのでしょうが、そうでない場合とか。
動物番組は大好きでよく観てますが、そういう場面にお目にかかったことはありません。

野生の群れでは、一頭のオス馬を中心にハーレムができています。
仔馬にオスっ気が出てきて、群れのメスにアピールしはじめると、
ボス馬が追い出す、という流れになるのではないかと思います。
そういう流れだと母馬も自然に受け入れる感じになるのでは…と。

No title

ナーリ、これから大人への大冒険ですね。
パーカーが優しくて観ていても嬉しいです。

カディさん、がんばれ!!!

ナーリもカディも、新しい生活に慣れつつあります。
応援、ありがとうございます。

No title

元気ですかー?
ナーリの合流動画、とても面白かったです!おじいちゃんパーカーの対応、興味深いです。St Vincentにも5か月の仔馬がいます。私の先生の指示で、今までほぼ無視してきました。ただただ仔馬でいることを許してきましたが、最近、本当に少しづつ、慎重に、interactするようになってきました。そういう私にとってはパーカーの対応は面白いです。フウカも大きくなってますね!うれしいです!また会えるのを楽しみにしています。

ひさしぶりー。
ゆきえちゃんのブログもとても興味深く読んでるよー。
パーカーは落ち着いているので、接し方、いろいろと参考になります。
また与那国にも遊びに来てね。
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河田桟

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