開拓7

20100902.jpg

時間をかけたおかげで、
もうひとつ良いことがあった。

新しい草の芽が、剥きだしの地面から、
ぽつぽつと生えてきたのだ。

はしっこの島の自然は力強い。
もくもくと命が育っていく。
雨が降り、太陽が照る。
そしたら草がぐんと伸びる。

カディボクの地面が草で覆われる日も、
そう遠くないだろう。


そんな状態を眺めているうちに、
なんとなく、もういいかな、
という気分になってきていた。

おりしもこの朝、目覚めると薄曇り。
よし、と決断して、
電柵を張り直すことにした。

電柵を張るためには、いくつかの手順がある。

それまで張っていたワイアを
すべて巻き取る。

ポールを立てる位置を決める。

電柵の下部分の草を刈る。

ポールをしっかり差し込む。

ワイアを張り直す。


杭を打ったりするよりはるかに楽だけれど、
カディボクもかなり広くなったので、
私にとっては、ちょっと重い作業だ。

カディが夜には入るので、
いったん始めたら止めるわけにはいかない。
炎天下ではバテてしまうし、
雨では作業しにくい。

というわけで、薄曇りは最適だった。

朝から作業を初めて、終わったのは昼過ぎ。
くたびれたけど、なんとかできた。


写真は、広くなったカディボクの中で、
生え立ての若草を食べるカディ。

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