風信香

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昔、仕事で京都の東寺を訪れた時、
漂っていたお香の匂いに、
なにか惹きつけられるものがあり、
足を止めた。

ちょっと甘いような不思議な香り。
日本のお香とも、インドのお香とも違う。

聞いてみると、一般の人も買えるという。
その場で幾箱か買い求めた。
一箱に100本ほど入っていて500円、と安価だった。
気に入って、その後も無くなると、
電話で注文して取り寄せるようになった。
松栄堂という京都のお香屋さんが作っている。

ところで今、焚きながら箱を見たら、
「風信香」と書いてあるではないか。
(これまで名前なんて覚えてなかった)

風の信号を伝える香り、というのは、
風という名の馬を飼う身としては、
符丁が合ったみたいでちょっとうれしい。

調べたら、由来は空海が最澄に宛てた手紙、
「風信帳」から来ているそう。
そういえば、東寺は空海が開いた真言宗の総本山だ。
私は真言宗でも、
空海に傾倒しているわけでもないけれど、
この香りには縁があった、ということだろう。

たまに気分を変えたくなると焚く。
今あるストックがなくなったら、
また与那国まで送ってもらおう。

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