未来のビークル

2008年11月、ある場所にこんな文章を書いた。
のんきな気分で書いているけれど、
根本にある感覚はこの頃から変わっていないと思う。
よかったらお読みください。
これからの未来のために。

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未来のビークル

地球の未来を考えた時、エネルギー問題は避けて通れない。
原油や穀物(エタノール用)の市場は経済を揺るがし、
クリーンエネルギーの開発に、各国がしのぎを削っている。

ところで馬は、
草を食べて、排泄した糞が、また大地の養分となる。
与那国馬なんて、半分野生化して生きているのもいる。
彼らは、そこらへんに生えている草を好んで食べるのだ。
お腹がすいたら、自分で草を食べたり、飲んだりして、
エネルギーを補給する。
排気ガスも出ないし、新しく資源を使うこともない。
草の自生する場所さえあれば、限りなくローコストだ。

もちろん生き物だから、いつかは死ぬ。
その体は完璧に分解されて、自然に帰っていく。
原子力のような廃棄物処理問題は起こらない。

自動車会社は、次々と新しいテクノロジーを開発している。
たとえば、センサーと人工知能を使って、
事故が起こる前に、自動的に車を停止させる新技術とか。

ところで馬は、
自分が怪我をしたくないから、
人間が気づかなくても、勝手に障害物を避ける。
もちろん、すごく怯えるようなことが起こったら、
暴走するかもしれない。
そのリスクはある。

でも馬は、
でこぼこ道もへっちゃらだ。
山道も登れるし、川も渡るし、海にも入る。
4WDの自動車より、はるかに適応力がある。
水陸両用車よりすごい。
さすがに空は飛べないけれど。

メタボリック症候群には乗馬運動が効果的、
なんて言われている。
人工的なマシンなんて買わなくても、
馬に乗れば、完璧な「乗馬運動」ができる。

それから、セラピー効果もある。
馬とふれあったり、乗ったりした後、
みんなの顔が自然にほころんでいるのを見れば、
難しい説明なんて必要ないだろう。

もし、災害や戦争が起こったら、
現在の豊かな社会は、あっという間に消滅し、
私たちは、サバイバル生活を送ようになるかもしれない。
そんな時、馬がいてくれたら、
さぞかし、役に立つだろうな、と思う。

エコで、クリーンで、サスティナブルで、
ローコストで、安全で、適応力抜群で、
ヘルシーで、セラピューティックで、
サバイバルに最適。
それが馬という乗り物だ。
なんだか、すごく未来的だと思いませんか?

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