長鞭

20110405.jpg

反射神経も体力も技術もないヒトが、
馬をトレーニングするためにはどうすればよいか。

ということを考えた結果、
試してみることにしたのが、
この長鞭という道具である。

これにたどりつくまでには、
けっこう試行錯誤があった。

馬とコミュニケーションをするためには、
ちょうどいい間合いを取ることが大切だ。
馬は動き続ける。
俊敏に動けるヒトならその動きにすぐ対応できるけど、
私にはそれができない。

そこで自分自身がたくさん動かなくても、
カディと間合いを取りながらやりとりできるかも、
とまず思いついたのが細い竹の棒である。
手の延長のようにして棒を使うという算段。

しばらく使っていたのだが意外に重い。
そして"反射神経も体力もない"私が使うと、
動きが一拍遅れる。
長さが足りない。
馬に近づきすぎると間合いが壊れてしまう。

で、次に考えたのが、追い鞭と呼ばれる、
長ーい棒の先に紐が付いた鞭。
本来は調馬索と呼ばれる長い紐とセットで使うものだけど、
これならカディとの間合いをかなり広く取れそうな気がした。

友だちが持っているのを借りてみた。
うーん…。
悪くない。
でも使いこなすまでにはそうとう練習が必要だ。
残念ながら"技術のない"私はいますぐ使えない。

その後、友だちに相談したら、
長鞭ならちょうど代用になるかも、と教えてくれた。
ナチュラル・ホースマンシップで使っているものに近いという。
さっそく入手してみたのがこちら。

なるほど、軽い。
そしてしなやか。
いいかもしれない。

長さは116cmある。
本来は乗馬の時に使うものらしいけれど、
竹の棒や追い鞭にくらべたら、
私の目的に合いそうな感じ。

実際にカディに見せたら、
ものすごーく警戒していた。
ま、それも当然。
一日二日、なにげなく持っているだけにしたら、
すぐに慣れたみたい。

鞭というとなにか「ザ・調教」という感じで、
私の中にずいぶん抵抗というか気負いがある。
でもびしびし打つために使うのではなく、
あくまでも手の延長として使う道具だ。

こんなふうに使いたいというイメージをyoutubeで探してみた。
動画のヒトが使っているのは追い鞭と長鞭の間ぐらいに見えるけど、
こんな感じかなあ。
私の場合はここまでできなくてもよくて、
ただ馬とヒトにとってふつーのことが、
ふつーにできればいいのだけれど。

雪がきれいだ。


(クリックすると音が出ます)

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