はしっこ

20110918.jpg

群れの中にカディを入れて、
感じたことがある。

カディはなんというか、
馬らしくない馬だということだ。

基本的に、他の馬に対する関心が薄くて、
群れとして生きることを、
それほど望んではいないようなのだ。

群れとおりあいをつけることは学んだけれど、
他の馬と仲良くしようという気配はいまだにない。

できることなら、いつも自分のペースで、
邪魔されずに草を食べていたい、
というのが本音のように見受けられる。

もちろん、長い間、人間とだけ暮らしてきたから、
というのはあるだろうけれど、
思い起こせば、カディは最初からそうだった。
近くにほかの馬がいても、
カディはいつも知らんぷりだった。

幼い時に群れを追われた苦しい記憶が、
そうさせているのかもしれない。

カディのこの性質は助かるなあ、
と正直思った。

また私との一対一の暮らしになったとき、
仲間が恋しくてさみしがるような馬だったら、
かわいそうになってしまうだろう。

カディが馬の社会性を学んだことは、
とてもよかった。
そしてカディの個性を、
別の視点から見ることができたのもよかった。

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