群れに合流

201708061.jpg

カディとナーリは、群れに合流しました。

外から群れのテリトリーに入っていくには、
いくつかのプロセスが必要です。
とはいえ、カディは元いたところですし、
ナーリも柵越しにはずっと顔を合わせていたので、
かなりスムーズに群れに入っていくことができました。
年の近いサンゴだけ、すこし排他的な行動を見せましたが、
お決まりの運動会もありませんでした。

入った時の様子はこちらの動画で。


ナーリは馬同士のルールや間合いがまだよくわかっていないので、
すたすた近づいてサンゴに怒られます。
こういう時、以前だったらナーリを守って間に割って入っていたはずのカディ、
今回はあまり干渉せず見守っている感じ。

途中、メスのおしっこの匂いにフレーメンをするナーリ。
ちっちゃくてもオスですね…。

そしてカディは、間合いの取り方のお手本をナーリに見せます。
相手の反応を見ながら、少しずつ距離を縮めていくカディ。
ちょっと長い動画ですが、馬の間合いってこんな感じなんですよね。

最後のほう、青草が並べられて、
皆が食べている中に加わりたいカディとナーリ。
ナーリの動きが早すぎて、誰かが反応しました。
カディはナーリのスピードを緩めさせて、
また少しずつ間合いを詰め、
最後には平穏に草を食べられる状況にもっていきました。
すばらしい。

201708063.jpg
無事に草も食べられているし、水も飲めています。
よかった、よかった。
201708062.jpg
しかし、まだまだ見習い中のナーリは、緊張したみたい。
他の馬に怒られた後は、カディのおっぱいを飲んで、
心の傷を癒やしていました。
201708064.jpg
夕方には、ナーリの背中に初めての傷。
きっと誰かに蹴られたんですね。
毛がはげているだけで血が滲むほどではありませんので、問題なし。
これも勉強のうちです。
201708065.jpg
疲れて寝てしまうナーリ。
見守るカディ。
201708066.jpg
その日のうちに、群れとして一緒に行動するようになりました。
201708067.jpg
見てて思ったのは、
カディはぜーんぶわかっているなー、
ということです。
えらいなー。

群れに入る練習

2017073110.jpg
台風が次々に発生して、いそがしい与那国です。
台風が来る前に、風が吹く中、腹ごしらえをするカディ。
201707315.jpg
のんびり寝ながら草を食べるナーリ。
台風は未経験。

台風9号は思っていたより影響が大きく、
カディとナーリがいる場所の屋根が吹き飛んでしまいました。
でも、馬たちはみな元気です。
201707317.jpg
台風後に空腹を満たすふたり。
201707318.jpg
ナーリは初台風で、よく寝られなかったようで、
朝、カディと草地に放したら、爆睡していました。


さて、先週から、カディとナーリは、
群れに合流するための練習を始めています。


好奇心いっぱい、遊びたいさかりのナーリ。
はらはらしながら追うカディ。
対するサンニン・サンゴは基本的に敵意なく、
カディ・ナーリ親子を受け入れている様子です。
でもナーリは加減がわからないから、はしゃぎすぎると叱られる。
学習、学習。

そして、他の馬との交流が楽しかったのか、
201707316.jpg
ナーリが柵をくぐり抜けて、遊びに行ってしまうようになりました。
201707319.jpg
カディが鳴いて呼んでも、どこ吹く風。
仔馬の好奇心は抑えられません。


こちらは朝の東崎。
201707313.jpg
いつもはぼんやりしている水平線に、くっきりと西表島が見えました。
201707314.jpg
馬たちはいつもと変わらず草を食べていました。
201707312.jpg

長い顔

201707241.jpg
毎日、あっつーい日々です。
日光を避けながら作業しているので、
写真を撮るタイミングがありません…。
カディとナーリは元気です。

201707242.jpg
草を食べているナーリ。

201707244.jpg
ずいぶん顔が長くなったなー。

201707243.jpg
顎に生えている毛も、立派につんつんしてきました。

夏の風

201707025.jpg
毎日よく晴れて、すっかり夏です。
201707024.jpg
陽射しは強いけれど、
風が吹くと、すこし楽。
201707021.jpg
あいかわらず、
201707022.jpg
シンクロ親子。
201707023.jpg
ナーリのたてがみもだいぶりっぱに。
201707027.jpg
夏の風になびく、ナーリのたてがみ。


でも大人のカディと比べてみると…
201707026.jpg
まだ、ほわほわの感じ。

気になる、ならない

201706251.jpg
他の馬たちに興味津々のナーリ。
柵越しですが、カディは、
なにか起こるんじゃないかと心配なようです。
201706252.jpg
馬たちからナーリを引き離そうとします。
201706253.jpg
あまり気にしていないナーリ。
同じ動きを何度か繰り返していました。
こちらは動画。



ところが、ナーリの近づく相手が、
よく知っているヒト(馬仲間)だと…
201706254.jpg
ぜーんぜん気にしないカディ。
ナーリを放っておきます。
「このヒト」はナーリになにもしないとわかっているからですね。

別の日。
いつも一緒にいるのではない別の馬と放牧地に入れてみたら…
201706255.jpg
今度は特に気にする様子はないカディ。
201706256.jpg
三頭で草を食べていました。

群れでいる馬たちには、過去に、
カディ自身が追われて怖い思いをした経験があるから、
こういう反応になるのかもしれません。


ハエやアブに悩まされる季節が続いています。
ナーリも片方の口角に傷ができてしまったので、
ハエが寄ってくるのを避けるために、
フライマスクに布を縫い付けました。
201706257.jpg
カディとおそろいです。
201706251 (1)
よくなりますように。
201706258.jpg

シンクロ

201706181.jpg
カディとナーリ。
よくおんなじ動きをします。
201706182.jpg
対称形。
201706183.jpg
二頭とも小さいケガがあって治療中。
201706184.jpg
高温多湿、ハエの多い季節は、ほんとに悩ましい。
201706185.jpg
とはいえ、ナーリのわんぱくぶりはあいかわらず。
放牧すると、走り回りたくてしかたありません。
カディは相手するのがめんどくさそうです。
手前で草を食べているマイペースな馬は、ティン。



私が外にいる時間は、
朝方はまだ暗かったり、夕方はまだ暑かったりで、
カメラを構える機会がちょっと減っています。

夏の風


夏の風。
カディとナーリの上を、ぐんぐんと雲が流れていきます。
光も変わります。
(早送りではありません)

もう梅雨は明けたようですね。

201706113.jpg
カディとナーリの距離に注目。
201706111.jpg
遠近でわかりにくいかもしれませんが、
201706115.jpg
ずいぶん遠いところまで離れています。
201706116.jpg
こうやってすこしずつ一人前になっていく。

201706112.jpg
新調した無口をつけたナーリ。(以前のは借り物でした)
201706114.jpg
カディのしっぽでハエを避けているナーリ。
こうやって見ると大きくなったのがわかりますね。

ナーリはまだ生後4ヶ月になっていないのですが、すでに体高は、
初めて出会った頃のカディと同じぐらいになりました。

そんなこともあってか、最近よく、
仔馬だった頃のカディを思い出します。

カディと会った日
これは、カディと初めて会った日の写真。
祖内から久部良まで、てくてくと4時間かけて歩いて帰った時のこと。
馬仲間が撮ってくれていました。

カディはちびすけなのに、頭が大きくおなかだけぽっこり、
アンバランスな体型でした。
それは過酷な環境で生まれ育ったことによるもの。
たぶん、私が出会った時には、生後半年はたっていたでしょう。
しっぽの長さからするともっとかもしれません。

そんなだったのに、よくまあ生き延びて、立派になって…と思います。

ナーリがすくすく育っているのを見て、なおさら、
カディのハードな馬生を思わずにはいられないのでした。
えらいね。

■calendar

08 ←  2017/09  → 10
sun mon tue wed thu fri sat
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

■search

■profile

河田桟

author : 河田桟

■mail

your name
mail address
title
message

δ